火葬の解説(wikipedia)
・火葬
火葬(かそう)は、死体 遺体を葬るための処理の一つで、遺体を焼却することである。火葬を行う施設や建築物を火葬場と呼ぶ。
残った骨は土中に土葬 埋葬(法律的には「焼骨の埋蔵」)するか散骨される。
日本では、仏教の伝来と共に伝わったとされる。日本で最初に火葬された人は僧道昭であり、文武天皇四年(700年)のことである。また天皇で最初に火葬されたのは持統天皇である。なお「荼毘に付す」の荼毘(だび。荼 とも)は梵語で「jhpeta」、火葬のことである。
現代の日本では、離島や山間部の住民を除いてほとんど全ての遺体は火葬されるが、世界的にみれば、火葬が常態なわけではない。例えば、ユダヤ教及びこれに起源を持つイスラム教、キリスト教では最後の審判における死者のよみがえりの教義を持つため火葬への禁忌が強く、今日でもイスラム法やギリシャ正教・ロシア正教など、かなりの教会 キリスト教会では火葬を禁止している。また、アメリカ合衆国の火葬率はプロテスタント保守派の間で禁忌が強いこともあり20%強にとどまる。また、日本にしても神道家の一部には火葬を仏教徒の残虐な葬儀法として禁忌する思想もあり、また近世までの未熟な火葬技術では却って火葬の方が衛生上の問題があったこともあったので、普及したのは火葬技術が進化した近年になってからのことである。
・火葬場
火葬場(かそうば)とは、遺体を火葬するための施設。本稿では主として日本の火葬場について記す。
火葬は、日本では宗教的要請から発生した。当初は恒久的な「火葬場」は設けられず、その都度火葬炉が仮設されて火葬が行われたり、人里離れた野原で行われたりしていた(「野焼き」という)。野焼きは、地域によっては昭和後期まで続けられていた。
近現代になってからは墓地などに恒久的な炉が併設され、そこで火葬が行われることが増えてきた。
火葬場は「焼き場」「火屋」「三昧」とよばれた。都市の形成にともなって数を増やしていったが、京都では秀吉廟の建造にともない鳥辺野の火葬場の臭気が疎まれて移転したり、江戸では4代将軍徳川家綱の上野寛永寺参詣時に臭気がおよんだことから小塚原に統合されるなどした結果、徐々に郊外で大規模化していった。また、寺院が経営するものも多かった。
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